話題が広がる終活について
2016.12.20

subimg03自分で自分の葬儀や埋葬の形態を考える終活という言葉は広く認知されるようになりました。以前であれば葬儀の話などを元気ないうちにするというのは縁起でもないと考えられていた傾向も強くあります。しかし、長寿で寿命を全うする人が増えてきている現代においては、葬儀や埋葬の話題というのは必ずしも不幸な内容ではなくなっています。そのため、様々な理由で自分の葬儀に関して検討する人が増えてきました。また、長寿で旅立つことになるとしても、それまでに判断能力を喪失するという事態も考えられます。自分の意志を伝えておくためには、その意志を書き留め、誰かに託しておく必要があるでしょう。最近は、その自分自身の旅立ちに関しての意見交換をする場所が多く設けられるようになっています。

終活においては、まず自分の葬儀の内容や演出を考えるというのが一般的なようです。自分の葬儀を執り行ってくれる喪主は最も重要な決定事項ですが、お願いしたい人がいる場合には必ず伝えておくようにしましょう。また、祭壇のデザインや遺影、棺に入るときの服装など、細かいこともすべて決定しておく必要があります。葬儀を行ってくれる遺族にきちんと伝わるような形で意志を明記しておくことが重要です。そして、大体の考えがまとまったら、家族と話し合いの時間を持ち、理解してもらえるようにしましょう。ただ、終活というのは葬儀に関する決定だけではありません。同じような考えを持つ人たちとの意見交換の場においては、埋葬にまで話題が広がることも多くなっています。

最近は、家墓ではなく永代供養墓などの需要が高まってきています。子や孫の世代にお墓のことで面倒をかけることがないうえ、永代供養をしてもらえるので安心だと考えられています。埋葬のことを考える一環として霊園の墓地を検討している人は少なくありません。その中でも希望が多いのは通常のお墓ではなく、永代供養タイプや夫婦で入る夫婦墓などです。今では親しい友人同士で入るタイプも多く選択されるようになっており、似たような考えを持つ人たちとはそんなタイプのお墓にも話題が広がるかもしれません。選択肢が豊富になっているからこそ迷うことも増えてくるでしょう。早い段階で葬儀や埋葬のことを考えることで、自分の希望するタイプを見つけることができるはずです。それが結果として今をより良く、豊かに自分の人生を生きるということにもつながっていくとされています。

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